今日は。
札プロの横田です。

昨日は久しぶりにちゃんとした休日ということで留萌の方の浜益(ハママス)という町の温泉に行って来ました。

さて、皆さんも感じておられると思いますがずいぶん通信教育のプログラミングスクールのネット広告が増えたと思います

その多くが、フリーのプログラマを雇ってGoogle+ハングアウトやホワイトボードを利用しての、1対1、あるいは1対複数による授業で経営者自身はプログラミングやコンピュータのプロではないという事業形態です。

札プロも人数が増えてきたらTV電話授業はプログラマを雇用する予定です。

私の長年経験からいうとプログラマ経験者が教えるのが良いか?私のような教育のプロが教えるのが良いのかは一概には言えないと思います。

 経営でも、ビルゲイツのような大実業家もいればハーバード・ビジネススクールの看板教授クレイトン・クリステンセンのように、私と同じ教師一家の家系の出身で、教える事の専門家も居てどちらも社会に大切な役割を果たしているのは間違いないでしょう。
プログラマが教える場合の欠点は、自分は苦労してプログラミングをマスターしていないので「なぜ、こんな事が簡単にできないのか?」と疑問に思ったりいら立ったりしてしまうこと。です。

いきなり流れ図の学習も何もなく、かなり進んだ繰り返し処理のプログラムを打たせ「習うより慣れろだ!」と指導していて早々に札幌から撤退した大手スクールあります。

イチローが「自分は監督やましてや高校の監督や指導者には成らないし向かない。なぜならその選手がなぜできないのか?が分からないし、教えられないし苛立ってしいますから。」

と言っていたのも同じ意味です。

プログラマ出身者の良いところは、あまり私はそういった講師の方の授業を受けた事が大学時代から無いので何ともはっきりとした事は言えませんが、「やはり実際にシステムを作った経験、設計や間違い直しの経験などが多くある」という事でしょうか?

ただ、職業訓練で来てもらった3人の講師は全員プログラマかシステムエンジニアでしたが、そう設計手法がしっかり身についているようには見えませんでした。

なぜなら、札幌など地方都市では上流工程といって、総設計はほとんどやらないのでそのせいだと思うのですが。

総設計(概要設計)のできるシステムエンジニアは東京では給料は1000万円から上でスクールではまず教えません。
 いずれにしても、多くの入会を考えられている生徒さんが真剣に各スクールを比較されていると思います。とにかく綿密に調べてみてください。
また、札プロならプログラミング基礎などで試しにやってみることも良いと思います。

このように競争が激しくなると、生き残った時に会社が長く続く確率が高くなるそうなので良い事なのでしょう。

ただ、私の感触ではどの経営者も少しこの商売を甘く見ているように思います。
かつてのパソコン初心者教室ブームに似ていると感じています。

なぜなら、プログラミングスクールはストック収入、つまり毎月、長期間に渡り一定の月謝が発生するようなビジネスでは無いからです。

同じように生徒さんを教えるのでも学習塾とは逆。
ましてや損害保険などと比べれば本当にビジネスモデルとしてはきついのです。

そこを分かっていないように思います。

このような事情から、ここ2か月ぐらいでスクールの趨勢というか評価が定まってくるように感じています。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事