
少し前に『ホームページの値段が130万円と言われたんですが、これって相場でしょうか?』という本を読んだのですが、果たしてホームページ制作費用130万という額をどう思われますか?
プログラマに比べて時給が低いといわれるホームページ制作会社の担当者。
この本ではこのように説明しています。
担当者の給与が月20万円としても、通常、企業は支払う給料の2倍売り上げなくては赤字になるといわれています。
すると社員一人あたりの売上は1ヶ月で50万円はなくてはいけません。
これが一人で完成させた場合で、分業だとサイトの概要をデザインするWEBプロデューサー、イラストレーターとフォトショップでサイトの全体(元型=プロトタイプ)をデザインするWEBデザイナー、各ページの文章を用意するライター、プロトタイプをフォトショップを使用して写真やイメージ画像を切り抜き、文章とともに組み立てるコーダー。これだけのスタッフを雇うので合計250万円
なので、この本の説明では相場は200万円~になってきているといいます。
札幌と東京では人件費が違うので多少高低はあるでしょうが、私の実感ではだいたい合っていると思います。
ホームページの発注は中古車選べと同じ。友人・知人に依頼するな
この本では冒頭で『友人・知人にホームページ制作を依頼するな』と書いてあります。
それは中古車購入と同じであると言っていますね。
ご経験があり方も多いと思いますが、中古車を中古販売店を営む親戚から購入しようとしたり、上司の紹介業者から購入しようとすると、意に沿わない車を勧められて、断ろうとすると『これが一番の買い得なのに、面子を潰す気か?』などと言われたりしますよね。
私、横田は中古車購入は札幌トヨペットなどディーラー一択だと思っています。
これなら、どんな要望も遠慮なく言えるし、アフターフォローも新車とほぼ同等ですから。
デザインを過度に重視する業者には注意しよう
さらに「デザインを過度に強調する会社には依頼するな!」と書いてありす。
ホームページ制作会社の社長の多くは美術の専門学校や美大卒のデザイナーが多い。
紙媒体などのデザインの仕事はクライアントに制作物を渡して完了です。
ですから、その制作物がどれぐらい広告効果、売上などの収益の増加に貢献したのかを問われることが無いわけです。
著者の竹内さんもデザインを強調する会社に、ホームページで稼ぐという概念が抜けていることが多い事を指摘しています。
私もWEBデザイナーですが、こういった会社は札幌でも非常に多いことを実感しています。
WEBマーケティングに精通している人は30人?
さらに竹内さんはこういっています。
「以前、ネット系コンサルタントが集まる勉強会で、
「SEO・WEBマーケティングに精通しネット広告も利用して稼げるホームページを作れる人間は東京で30人いるかどうかではないか?」
という話が冗談交じりで飛び出したことがあった。
「これだけ世の中にホームページ制作会社があるのに、それは言い過ぎだ。」
と皆で笑い出したが、冷静に考えればSNSも、SEOにリスティング広告も動画も全て理解した上でホームページの戦略を考えられるディレクターなどいる訳がない。」
竹内さんは、この業界はまだ20年と歴史が浅く、かつ進歩が激しいので精通している人間は本当に少ないといっています。
私も30人は少ないと思いますが、だいたい数十人レベルではないかと推測しています。
ホームページで稼げる人間はホームページを作らない
私はホームページを作るプロですが、ホームページ作成は(株)APR以外には受けておっていません。
当然、依頼・需要はありますが、まずほとんど広告・宣伝していません。
札幌WEBプログラミングスクールの集客はホームページのSEO対策が全てです。
基本情報技術者試験取得講座にお一人入会されるだけで50万円以上の受講料が入って来ます。
なので、ホームページ作成を50万円、100万円で請け負って1ヶ月で完成させるのと、月に一人、または二人入会していただくために記事の投稿などの作業をするのとどちらが効率的でしょうか?
言うまでもなく後者です。
しかも長期計画で頑張れば多店舗展開も可能で規模はどんどん大きくなっていくでしょう。
実際は、現代美術アーティストとしての仕事も忙しく、札幌WEBプログラミングスクールに集中することが難かしいので大規模にはなっていませんが。
竹内さんは「稼げる力のある人はほぼ必ずネットマーケティングで稼いでいる。ホームページ制作を請け負わない。」
といっていますが、そうではないでしょうか?
ホームページ作成は時間を取られる割に、顧客の要求も高く、すり寄せに非常に手間がかかり儲からないのです。
さらに著著にある通り、「ホームページ作成の技量が身に付くと、制作はルーティンワークになり、マンネリ化しえウェブデザイナーの意欲は低下していく。 モチベーションが保てるのは3年から5年」
とありますが、これは私も実感しているところです。
さらに、WEBデザイナーもプログラマも実は非常に精神的・肉体的にきつい仕事です。
力作業はありませんが、パソコンの前で長時間作業する事は、眼だけでなく身体の血のめぐりも悪くなり、メニエール病やエコノミー症候群などに罹るリスクも高くなります。
だから、道理を良く理解しているGoogleなどの企業は期待した成果さえ出してくれれば、職場に何を持ち込んでも良いし、ボルタリングしてもプールで泳いでも良いとしているのです。
ホームページ作成だけでなく、WEBマーケティングをブランディングから担当し、売上の増大にしたがってこちらの報酬もどんどん増加する契約ならば、日々創意工夫するので退屈しないですみますが、その金額を出すクライアントはまだまだ非常に少ないです。
しかし、現時点でもそうしている個人や企業もあります。
高名なアフィリエイタの濱本浩二さんや、世一英和さん、有名なWordpressテーマ『賢威』を発売しているウェブライダーさんなど。
コンサルティングの相場は月1回、1日クライアント企業に出向くサービスで50万円からです。
どうですか?単なるサイト制作よりもSEO・WEBマーケティングのノウハウを身に付ける方が圧倒的に自分の市場価値が高くなりますよね。
なによりも、企業やクライアントに拘束されず、自分で独立してネットビジネスで高額の報酬を得られるようになるのですよ。
サラリーマンで、時給を50円、100円上げてもらえるのは今は大変な時代ですよね。
それが、努力に応じて毎日、50万円や100万円が当たり前に稼げるようになるのです。
あなたも札幌WEBプログラミングスクールに入会してホームページ制作とSEO・WEBマーケティングの高い本物のスキルを身に付けませんか?
ご興味がある方は、気軽に無料相談会をご予約下さい。