良いスクールではプログラム・システム制作の作法が身に付く

初心者・未経験者は独学でプログラマ・システムエンジニアになれるか?私自身は独学では無いですし、入会面談したり卒業生やハローワークの職員の方に聴いても独学でプログラマになった方は本当に少ないです。

ただし、札幌WEBプログラミングスクールでは『プログラム開発論』というシステム開発の方法を学ぶ講座がありますが、これが独学でプログラマになった方からかなりの人気なのです。

実はこの講座、現場のプログラマからの要望で作ったオーダーメイドカリキュラムなのです。

皆さん主に通信講座で受講されますが「独学で来てしまったので、今の制作手法が正しいのか?もっと効率的で要領の良いシステム開発手法は無いのか?」といつも悩んでいて、それで受講されるのです。

システム開発とは、例えばヤフオクならオークションのサービスを提供しているプログラムの集合、全体を指します。

まず、私自身は主に高校の教員になって1年目から北海道立情報処理教育センターというところで短期の研修を数回受けた事から本悪的なプログラム作成の手法を習得して行きました。

その中で「2度読み法」や「コントロールブレイク」「構造化プログラミング」など今でも札プロで教えている手法を教わりました。

これらの言葉はどの参考書にも書かれていませんよね。
これらの手法は現在でも第一線の基本中の基本であり、札幌WEBプログラミングのプログラミング講座で教えられています。

例えば2度読み法というのは、学校の定期テストの成績処理プログラムを作るとき、データの読み込みの部分をプログラム中に2カ所記述しなくてはいけないというものです。成績処理などの繰り返し処理では必ず使わなくてはいけない定石で、コンピュータグラフィックスのポリゴンと呼ばれるキャラクタ(登場人物)の針金状の骨格にレンダリングという肉付けをするのにも使われます。

もう一つ例を挙げると、札プロでは各種のデータの並べ替え(ソート)のアルゴリズム(流れ図)を勉強しそのプログラムを作ります。
これがgoogleなどの検索エンジンプログラムの基本となっており、googleは世界から天才を集め、日々より良い並べ替えの方法を探しています。

このように良いスクールで学ぶと、どこの参考書にも書かれていない基本中の基本、大切な定石が学べます。

学習の早い段階で正しい基礎基本をガッチリ学ぶべきで、後々のスキルの伸びが違って来ます。
これは絵画でいえばデッサンに当たるもので、自由に描きたいものが正確に描けなければ制作活動が始まらないのと同様です。

システム開発には日本では基本情報技術者試験を実施しているIPAが発表しているISO2002という国際標準のシステム開発を元にしたガイドライン、取り決めがあります。
設計図はUMLという手法で作らなければならないと規定されています。
システム全体の見積もりの手法も定められています。

こういった事を学校で初学者のうちにしっかりと学んでおくべきで、学んでいないと冒頭でお話したようにどこかで正統なシステム開発手法を勉強しなければならなくなります。

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