学歴不問でなる本田技研工業の本田宗一郎さん の強烈な実話と、松下電器の闇! 札プロ メルマガ No10

皆さん今日は札幌WEBプログラミングスクールの横田です。

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今回は札プロメールマガジンの10回目です。

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では本日のメルマガ本文です。

今回は学歴不問で有名な本田技研工業の本田宗一郎さん

の強烈な実話をお話しますね。

躍進する企業の経営者の数々のエピソードをお話します。

◆大学での就職活動では色んな企業を受けました。

拓銀不動産、三菱重工、三井物産、

三菱商事、日糧製パン、サンリオ、リクルート

日立製作所、サンヨー アサヒビール

ニトリ 進学会 西武百貨店。

内定は日立製作所のシステムエンジニア候補でもらいました。

適性を良く見てますよねえ。

お気づきの通り、すでに消滅した企業が何社もあります。

逆に大躍進した企業もあります。ニトリですね

ニトリの社長面談の印象は結構強烈でした。

面接会場に行ってみると、国立大学は私一人。(笑)

私立大学は北海学園大学の女子大生が一人。

後は全員高校生で全体で50名はいたでしょうか。

最初に呼ばれたのは私で、次が女子大生。

アフロヘアの秘書と思しき若い社員が、あの似鳥社長に

応募書類を見せながら一生懸命説得するように

説明しています。

それを聴きながら、社長は私を見ては

「ん~~~~~っ!」と唸って書類に目を落とす。

その繰り返しで、質問はほとんどなかったと思います。

よく見てますねえ。

なぜか?

書いた書類も、心の中も本気で無かったからです。

ですが、似鳥社長の誠実な態度と真剣さが

強烈に伝わってきた面接でした。

◆当時、学歴不問の実力主義をうたっていたのが

SONYと本田技研工業でした。

SONYは同級生が皆敬遠していました

なぜかというと内定が出たら、卒業前に度胸試しと称して

営業部の係長に札幌のストリップ劇場に全員つれて行かれて

ステージに上がらされる出演させられるという・・・・。

これ以上は書けませんので(笑)、どうしても知りたい方

はご連絡下さい。

鮮烈な印象だったのは本田技研工業です。

いついものように授業を受けていると、仲の良い友人が

後ろで別な友人にこう言っているのです。

「今日な、喫煙室で本田技研工業の社員が来てて

会社説明会をしてるんだぜ。

誰も行かんよなあ。

自動車会社だぜ、そんなのに入社したら

車のセールスさせられるぞ。

それにな、社長や重役は技術職でなきゃなれないって。

学生課は学生が集まらないからと

偉く渋ったらしいけど、本田はどうしてもさせてくれというので、

じゃあ喫煙室でどうぞとなったんだって。」

あたかも日本では後発の自動車会社であるホンダなど

三井銀行や三菱銀行といった金融会社に比べれば

二流・三流といったニュアンスが強く伝わってきました。

拓殖銀行や北洋銀行だと、学校側は空いてる教室を

用意して終日使えるようにしていました。

本田はなめられていました

そんな扱いをされたら不愉快極まりなくて当然です

喫煙室には企業からきた求人が箱に沢山入れられており、

求人票も張り出されていました。

休み時間に私は様子を見に行きました。

二人の社員が来ていて、学生も彼の予想に反して二人いました。

1対1で社員の人が、本当に誠実に真剣に

一生懸命パンフレットを見せて説明していました

「あなたが不安に思う事はこういう事ですね。

でも、当社ではこういう風にしているから

逆にとてもやりがいがあるのですよ。」

といった事を話しているように見受けられました。

ニトリを別にした、それ以外のどの企業よりも熱心でした。

なめられた悔しなど微塵も感じさせませんでした。

◆後に倒産したり、リクルートのように経営者が不祥事で

変わった会社は面談でも例外なく論理的におかしな事を言っていました。

例えば拓銀不動産の面接官は

「永遠なるものは何だと思いますか?」

と聞いてきたので

「人を殺さないとか、親孝行するとか、人に迷惑を掛けないとか

恋愛するとかではないですか?」と言うと、

「違いますよ。ロジックです。ロジックつまり論理的思考こそ永遠なのです。」

と言いました。

何度か説明を受けましたが、結局納得できませんでした。

人間の知恵には思考もあれば感情もあり、感性もあるのではないかと

思ったのです。

◆本田技研を作ったあの本田宗一郎さんはこういっています。

「社長に会ってその経営思想を聞けば会社の将来が分かる。

間違いない。」

私は経営者の中で本田宗一郎が一番好きなのですが、

実は以前本田の工場に勤めていた韓国人の生徒さんから

聞いたエピソードがあります。

本田さんは、全社員から『オヤジ』と呼ばれていて、

引退後も工場や開発現場に来ていたそうです

ある日、先輩同士がこう話したそうです。

「今日はさ、オヤジが来るんだよ。」

「えっ?何時ころ?」

「そうだなあ・・・午後2時ごろだな。」

それで、その生徒さんは、

「そうか今日は先輩のお父さんが菓子折りか

なんかを持って職場に挨拶にくるんだな。」

と思ったそうです。

ところが、2時になってもお父さんは現れません。

その日は2時少し前からホンダの作業着と帽子をかぶった

用務員さんのような初老のおじさんがやって来ていて、

あっちこっちの鉄くずなどをホウキと塵取りで掃除したり

していたそうです。

別な先輩が、

「おじさん、掃除なんかしなくていいの。

ねっ!僕らの邪魔になるから。」と言うと、おじさんは

「あっ、すいません」

といい、別なところに行って、今度は機械のメンテナンス

など始めていたそうです。

それをみた別な先輩が

「あ~~~~つ、おじさん、おじさん。

あのね、それもしなくていいの。

ねっ!それ僕らの仕事だから。」と言われ、また

「あ~~~つ、すいません。すいません。」

と言って申し訳なさそうに別なところに行こう

としていたそうです。

生徒さんははたと我に帰り

「先輩、オヤジさんはいつ来るんですか?」

と聞いたら先輩はちょっと笑って

「オヤジさん?

オヤジさん来ているじゃん。

あの人がオヤジでしょ。」

と事もなげ言い放ったそうです。

そうです、その変なおじさんこそ本田宗一郎だったんですね。

いやはや、やはり本田宗一郎という人は

本当に大物だったんですね。

日頃から

「会社には社長も平社員も脱腸もないの。

たまたま役割で誰かがやらなければいけないから

社長をやっているので。

会社の全員は皆平等。」

と言い。

「引退して会社には絶対口出さないと宣言した

けれども、開発現場に行って、アドバイスしたり

何かするのも駄目なのかい?

現場で作業できないのが本当に辛いんだよ。」

と実質社長だった相方の藤沢武さんに相談

していたそうです。

ある人が本で、

「結局引退後、完全に会社の仕事から引退したことで、

体調を崩し命を縮めたのではないか?」

と言っていましたが、まさしくそうでしょうねえ。

Panasonicを作った松下幸之助さんなどは、人生訓

のような本を多数書いていますが、私が大学で受けた

経営学の授業では、大阪市立大学の教授が人間を

工場で鶏舎のニワトリのように働かせるなどの、松下電器

の過酷な労働について神戸大学と大阪大学と共同で

研究していて、その研究結果を教えてくれました。

◆松下電器の当時の工場では、工場の作業員は

1mも移動できる空間が無く、昼休み以外は毎日

定時までずっと機械のよう作業をさせられていた

そうです。

研究者たちは、工場の出退勤時間に作業員の声を掛け

インタビューしたのですが、兎に角ばれたら即解雇される

と恐れられ、やっと一人、寮の個室で秘密ならよいと

応じてくれたそうです。

◆松下電器は他にも、東南アジアなどで村落の日常生活

を破壊するような、村にTVを売り付け、その代金を

稼がせるため現地工場で働かせるなどしているとの話も北大の

経営学教授に聞きました。

電通から始まった、このシリーズの記事は今回で終了です

次回は今話題のWEB3.0や仮想現実、NFTなどの著作権ビジネス

などについてお話する予定です。

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