異業種からプログラマへの転職のリミットは38歳です

50歳からのプログラミングFacebook広告などで、最近よく

  • 2か月であなたもプログラマとして就職できます
  • 2週間でWEBデザイナーとなりフリーで全国どこに移住しても生活できます
  • 年齢は関係ありません。50歳以上でもプログラマになれます

といった『安・近・短』的な広告を見かけます。

大学を卒業以来プログラミングとWEBデザインの教鞭を取って来た私からすると、明らかに嘘であると簡単に分かるような宣伝をしています。

同時に「これなら生徒さんが集まるだろうなあ」とも感じます。

どんな職業もその道のプロですから、短期間でたいして努力もせず努力を継続しないで、楽に就職し活躍できることはありませんよね。

例えば、異業種からのプログラマへの転職は昔から35歳がひとつの基準となります

50歳以上で転職は絶対とは言えないが無理です。

38差がギリギリなれるかなれないか?という年齢で、以前札プロで42歳の方がいましたがその方は厳しい就職活動をしてやっとある企業から仮採用を獲ました。

これは、プログラマはどうしても納期前1ヶ月は毎日終電で帰るなど体力が要求されるため若い人の方がよいというのと、プログラマも35歳を過ぎると、そろそろチームリーダーでありシステムの総設計者であるシステムエンジニアになることが期待されるからです。

そして最も大きい要因がジェネレーションギャップです

先程お話した理由により、どうちもプログラマチームは若手中心となります。

その中に突然未経験で35歳以上の人が飛び込むと、する話の内容、話題について行けずどうしても疎外感を感じてしますのです。

 私もそうした人を何人か見て来ました。

 ◆しかし、今まで話はプログラマとして転職する場合の話で、プログラミングを単純に学びたい。今の仕事に役立てたいという場合にはまったく当てはまりません。

昔より10歳から15歳若いといわれる今の中高年者です。

50歳どころか60歳どころか80歳でマスターする人もおられます。

学びは一生ですので、どんな年齢でも札プロのようなプログラミングスクールに通っていただきたいですね。

独学よりも信じられないぐらい効率的に短期間で上達できますよ。

デザイン職は年齢不問です、実力が全てです

一方WEBデザイナーなどのデザイン職は年齢不問です。経験さえ不問です。

  採用されるかどうかは面接時に提出するホームページなり、チラシやポスターなどの成果物の出来不出来だけです。

さらに、数多くのホームページを制作しネットでの集客と販売に実績があればより高く評価されますが、ここまでの実績がある場合は独立したりフリーでやった方が高収入を得られるでしょう。

世の中の詐欺は「金さえ出せば楽に簡単に儲かる」というものですよね。

私は以前長く手中学生相手の『横田進学教室』という個別指導学習塾を経営していました。

ほとんどの生徒は『成績は上げたい、でも努力はしたくない』という心理でした。

もちろん中には、進学校に多いのですが純粋に物事を知るのが好き、勉強が好き。だからより長時間勉強したいという生徒も何人もいました。

これはもう勉強が趣味なのです。

『安・近・短』にすがる気持ちは分かりますがやはり『世の中甘くはない』訳で、どの道に進んでも人並み以上に努力してやっとプロとして通用してライバルにに優越する事ができます。

特にフリーランスで自由に活動するのは会社に入って働くより当然ながら高い経験・実績・スキルが要求されます。

ほとんどはしかるべき企業で実務経験を5年以上積んで、在職中にコネクションを掴んでやっと独立できます。

お医者さんが長い勤務医での経験を経て、やっと開業できるのと変わりません。

安易に怪しい勧誘に乗るのはやめましょう。

ただお金を失うだけで、クレームを入れても、向こうも最初から承知の上なのでやるだけ無駄でしょう。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事