ディープラーニングの数学     表紙ChatGPTなどで今話題のAI。そのAI開発プログラマ養成に特化したキカガクやAidemyなどのプログラミングスクールも登場して来ました。

そこで今日は、これらのスクールに興味を持った場合、入会すべきかどうかを判断する基準となるであろう、AI開発のプログラマ、研究員、エンジニアになるために要求される、才能、資質、学力、数学の才能のレベルについて、分かりやすく説明します。

まず、WEB系のシステムやコロナ給付金やマイナンバーカードなどの基幹業務システム開発プログラマの場合、札プロでの入会基準は中学で英語や数学が平均以上の成績であることです。

札幌WEBプログラミングスクールでは、札幌市内の公立高校の卒業生であれば、ほぼ苦労なくJava応用講座、WEBサーバー構築講座まで修了できます。

ただし、この基準は、例えば中学時代は勉強する意義が見いだせず成績が低迷していたといった事情の人もいるので、やはり一つの基準という域を超えるものではありません。

しかし、兎にも角にもプログラマといってもエンジニアですので、やはり数学のセンスがどうしても要求されますし、数学のスキルとプログラミングの能力は比例します

ただし、「数学のセンスは作曲のセンスと同じで生まれながらのもので、鍛えようがない」と精神分析医のC・G・ユングは言っていますが、プログラムの流れを理解する、あるいはプログラムの全体図を描く力、つまり論理的な思考力(アルゴリズムの力)は、毎日コツコツ勉強する事で、1年半ぐらいで飛躍的に伸ばす事が可能です。

 さて、AI開発プログラマをめざすには高校の数Ⅲ、数列、微分、積分、微分方程式、確率・統計が十分に習得されていて、さらに自力でその実力を伸ばしていける素質が必要とされます。

例えばAI開発プログラマへの資格試験であるE資格の出題範囲ではこれらの数学が必修です。

つまり、AI開発やデータ分析プログラミングはこれらの数学を駆使して行うのです。

ちょっと難しいかもしれませんが具体的に話しましょう。

AI開発には数学のうち線形代数、微分積分、確率統計などの分野が重要です。

これらの数学はAIの仕組みや理論を理解するために必要です。

線形代数は大量のデータを効率的に扱うために必要です。

微分積分はAIの学習や最適化を行うために必要です。

確率統計はデータの傾向や予測の信頼性を評価するために必要です。

これらの能力が自分に十分に備わっているのかどうか?をしっかり見極めて入会するかどうか?を判断する事が重要です。

AIの技術や開発者を利用する側、雇う側に回ることが出来る

いつの時代もそうですが、新技術が出て来たからといって、それを開発する側に回らなくても良いのです。

戦国時代だって、歴戦の強者を利用し自分の計画を実現するのが戦国大名です。

Appleコンピュータを作ったのはスティーブ・ヴォズニアックで、スティーブ・ジョブズはそれを利用してビジネスをする側に回り大成功を収めました。

億万長者になったのはジョブズの方ですよね。

だから、新技術を開発する側になるより、利用技術を追求したり、エンジニアを雇用する側になった方が大きく成功する確率は高いといえるでしょう。

札幌WEBプログラミングスクールの講座でいえば、SEO・WEBマーケティング講座や、この講座を含む基本情報技術者試験取得講座。さらにホームページ作成講座であるWordpress講座を学ぶことで、コンピュータに関する様々なサービスやコンテンツを利用できる側になれます。

事業はお客になるより胴元になった方が安定して儲かる

起業する上で気を付けるべき事は、事業を賭博に例えた場合、客になるより胴元になった方が圧倒的に儲かるチャンスが多いということです。

事業は携帯電話や保険のように、毎月、継続して会員収入が入って来るものの方が
安定して収入を得る事が出来ます。

だからこそ、孫正義さんは携帯電話事業を始めたし、楽天の三木谷さんも同じ考えでしょう。

楽天も出店するより、コンテンツ提供側の楽天の方が儲かる訳です。

このことは起業するときには充分に考慮すべきことです。

自ら手を下すより利用する側に回る。客にサービスを提供する側に回る。

フランチャイズに加盟するより、フランチャイズを主催する側に回った方が良い訳です。

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