佐々木一義 中高年の転職

 今日は。

 札プロの横田です。

 まだまだ続くコロナ禍ですが、飲食業や観光業とその関連産業で働く方の失業も増えていると思います。

 さて、日本のプログラミングスクールの中には50歳でもプログラマとしての転職やフリーランスでの活躍が可能とうたうスクールがあります。(参照 『TECH GARDEN SCHOOL』

 一方、転職保証といって、所定の転職活動を一所懸命にやって、それでも転職が決まらない場合には受講費用を返還すると謳っているプログラミングスクールもありますが、その場合は35歳までとか年齢制限のあることがほとんどです。

 さて、実際のところはどうなのでしょうか?

未経験者がプログラマとして転職可能なのは43歳まで

 これまで20年以上、社会人の方のプログラマへの転職を支援してきましたが、35歳以下であれば何も問題ありません。

 最大で43歳前後がリミットとなります。理由は

  1. システム開発は納期前はどうしても忙しくなり、毎日終電までコーディングするなど体力的にきつくなるので、無理の効く若い人の集団になりやすい。
  2. このような若い集団に、年配者がポンと入るとジェネレーション・ギャップで、話題が合わないなど上手く仲間に入っていけなくて疎外感を感じる
  3. 35歳をすぎると、そろそろプログラマチームのリーダーであり、システムの総設計者であるSE・システムエンジニアになることが期待されるため、チームの年齢構成上不自然な感じが否めなくなる。

 医師の場合を考えてもらえると想像がつくと思います。

 実は、社会人が医学部に再入学した場合に研修医となったときに、燃え尽きたり鬱病になって辞職する人が実はすごく多いのだそうです。

 医学部を卒業できる人は、誰もがプライドが高い。それが研修となった時に自分が何も出来ないこと、年下の医師や看護師に厳しく指導されることでプライドが破壊されてしまうのだどそうです。

 これが「何度も挫折してきた敬遠があるのなら良いのですが、一度目がこの時なので年齢的にそれを跳ね返す若さがないのですよ。」とあるお医者さんがいってました。

 「医師は一人前になるのに15年掛かります。40で卒業して一人前になるのが還暦。これでは、雑用的な仕事を押し付けられる便利な医師で終わってしまうことが多いのです。」というのです。(参照 ドクターをドロップアウトする人の傾向

 プログラマの場合は、やはり経験が決定的にものいうと言ってよいでしょう。

 ですから、どのプログラミングスクールも43歳を越える人の入会はお断りすることが多いはずです。

 札プロでは「ギリギリですが、どうしてもというなら賭けてみてはどうでしょうか?」と話しています。

 注意してほしいのは、年齢が高いからプログラミングを習得できということではないことです。

 習得なら60歳でも70歳でもまったく問題ないでしょう。

WEBデザイナー、DTPデザイナーの転職は年齢不問です

 ところが、これとは対照的に飲食店のメニューやポスター、雑誌のページなどを作るDTPデザイナーやWEBデザイナー、WEBディレクターなどのクリエイティブ系の仕事は年齢不問です。

 これは、転職するのに、 今まで作ったホームページやイメージ画像、ポスターなどの『成果物』の完成度がほぼ全てです。

 さらに当然ながら、経験が長いほど過去の仕事で会社に貢献できるであろう実績があると判断され有利になります。

 なにせ、この記事を書いている私、横田が札幌の(株)APRのWEBプロデューサー・WEBデザイナーとして全店舗のホームページ作成の保守・運営を受託したのが6年前の54歳の時ですから。

 APRのDTPデザイナーも経験者でしたが62歳の方が新入社員として入って来ました。

 デザイン系は経験よりも、最新の技術・ノウハウに精通しているか。期待した成果物を『作れるか・作れないか?」です。

 ですので、50歳を過ぎているからと言っても実力があれば転職・就職出来ます
 
 ただし、私自身は大学から現代美術の研究と制作を続けて来ましたし、受託の前に、既にホームページとSNSで札プロの集客を行って来た実績があったので、特に美的センス・デザインセンスは絶対的に必要ですし、SEOやWEBマーケティングのスキルは他のホームページ制作者に対し非常に大きなアドバンテージになるので、転職をめざす場合は少なくとも美的センスを磨く努力・勉強は必修と思います。

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