前回の記事でご紹介した新設『実践Java 認定試験』の試験問題サンプルがサーティファイより届きました。
コピー禁止なので残念ながら掲載出来ませんが、内容は『Oracle Java 認定試験』とほぼ同じ内容です。
『Oracle Java 認定試験』、以前は『Sun Java 2 プログラマーズ認定試験』と言う名前でした。Java言語を開発したサンマイクロシステムズのJava認定試験です。
サンは経営に行き詰まり結局Oracleに買収されましたが、買収される前には只でさえ高額な2万円もする受験料を出来るだけ多く取ろうと、画像のような定番の対策本に載っていない問題を大量に出題することを続けた事から業界での信用が地に落ちてしまいました。
そこでJavaのプログラミング能力認定試験としてはサーティファイが業界標準の地位に就きました。
今ではJavaプログラミングの難関試験と言えば、あらかじめ公開されたプログラムを事前に読み込んでおき、試験当日はプログラムの変更要求書を渡され設計図を描きプログラムを変更する『サーティファイ Javaプログラミング能力認定試験 1級』であるというのが業界共通の認識だと思います。
今回サーティファイでOracleに替わって同一内容の資格試験が登場した事はとても喜ばしい事だと思います。
今まで『Oracle Java 認定試験』レベルの資格が欲しかった人には受験料も5000円と安く朗報だと思います。
出来れば、やはりサーブレットやJSPなどシステム開発実務の知識・技術を問うサーバーサイドJavaの資格試験が、この実践Java試験の上級として登場してほしいです。