サーティファイ認定試験に新設された実践プログラミング技術者試験やWEBクリエイター試験のご案内です。

※各試験のサンプル問題はサーティファイサイトからダウンロードできます。

175名もの合格者を輩出しているサーテフィイ認定試験に、新たに実践プログラミング技術者試験(Java・C・Python)とAI検定、ネットマーケティング試験が加わりました。

本日はこちらの試験と、従来からありますが今まで積極的には受験をお勧めしてこなかったWEBクリエイター能力認定試験、実践Java技術者試験などについて解説していきます。

マークシート穴埋め試験ではない、プログラミング作成の認定試験が新登場

従来のサーティファイJava・C言語プログラミング認定試験は2級と3級がマークシートの記号選択問題で、1級があらかじめ公開されているプログラムを、当日、変更仕様書を渡されて改造して提出するものでした。

1級はJava言語で合格者を輩出していますが、C言語1級は同じ生徒さんが2回挑戦して数点及ばず合格できませんでした。

1級は基本情報技術者試験より難しいです。

従来はJava・C言語プログラミング認定試験の2級・3級と基本情報技術者試験とまったく同じ出題範囲の情報処理技術者認定試験1,2,3級を受験していただいておりました。

しかし、プログラミング能力認定試験がマークシート方式(現在はコンピュータでオンライン受験)であったため、札幌WEBプログラミングスクールのプログラミング授業で毎回行っている課題プログラム作成演習の試験は1級以外存在しませんでした。

これはサーティファイとともに著名なOracle Java認定試験も同じでした。

ゆえに、今回新設された実践プログラミング技術者試験(Java・C・Python)はプログラム作成スキルを証明する待望の資格試験といえます。

従来のプログラミング能力認定試験の2級または3級とペアで取得するのがベストだと思います。

問題のレベルは普段の授業の実習課題と同等で、Java言語・C言語・Python言語の基本文法コースを修了した人なら全員合格するレベルです。

今一番お勧めの資格で就職のためアピール度も非常に高いと思います。

WEBクリエイター能力認定試験は実践から少し乖離しているけど価値はあります

WEBクリエイター能力認定試験は2005年スタートで18,000人が受験しているWEBデザイン関係の資格としては非常に人気のある試験です。

レベルはスタンダードとエキスパートの2種類があります。

試験の難易度はこちらのサイトを参考にしてください。

札幌WEBプログラミングスクールでは今までにこの資格の受験者はいませんが、それは何といっても私の方で受験を積極的にはお勧めしてこなかったからです。

ホームページ作成やDTP(デスクトップ・パブリッシング 雑誌のページやチラシ、ポスター、メニューなどを作るデザイナー)の場合、何といっても成果物、つまり自分で作った作品のレベルが問われることと、それと並んで今までの経験が問われるからです。

経験が少ない場合は、何といっても成果物のレベルと作品数が求められるので資格試験はプログラミングほど重要視されないと考えてきました。

さらに、これらのWEBデザイン関連資格は現在85%以上と圧倒的なシェアを占めるWordpress(ブログ形式ホームページ作成ソフト)やEC-UBE(オンラインショップ作成ソフト)などのCMSと呼ばれるソフトを使用したホームページ作成についての知識・技術を問う内容がありません。

夜間の美術専門学校で半年ホームページ作成を学んだ人に話を聞いたのですが、1からドメインを取得してレンタルサーバーを借りてホームページを作成する事ができないというのです。

問い合わせフォームも画面デザインだけで実際に作って動かす実習はやらなかったというのです。

これはデザインの学習重視なのと、会社などに勤めてホームページ作成の一部の仕事を任されてこなすことが前提なのでしょうねえ。

札プロでは何より、CMS利用のホームページを1から完成させるスキルを身に付けることを重視していますので、こういった姿勢は取っていません。

このような経緯からこの試験を勧めてこなかったのですが、経験が無い場合、こういった資格があることはやはり価値があると思います。

何といっても出題範囲のスキルがあることの証明になりますから。

意欲のある方は是非、挑戦してみてほしいです。

もちろん受験についてのご相談はいつでも受け付けております。

この資格以外では同じサーティファイのPhotoshopクリエイター能力認定試験、Illustratorクリエイター能力認定試験。

Adobeの同種類の試験でアドビ認定エキスパートもあります。

お勧めの度合いはWEBクリエイター能力認定試験と同等です。

他には厚生労働省が認定している1,2,3級があるウェブデザイン技能検定があります。

3級は比較的易しくWebデザイナーを目指している人や職業としている人は誰でも受験できます。

1級・2級を受験するにはそれ相応の実務経験が必要となり、とりわけ1級は難易度が高いです。

デザインやコーディングだけでなく、インターネットの全般的な知識やWebサイトの運用などの幅広い知識が求められます。

合格には各級とも学科・実技試験で100点満点中70点以上得点する必要があります。

他にHTML5プロフェッショナル認定資格もありますが、合格ラインがハッキリせず、受験料も15,000円と高いので、以上のようなポピュラーな資格試験の方が良いように思いますが、ご興味のある方はこちらのサイトを見て下さい。

 

サーティファイ・ネットマーケティング試験はアピール度が高い

サーティファイにはネットマーケティング試験もあります。

こちらもサンプル問題を見ていただきたいのですが、インターネットやWEBマーケティング、ネット広告、著作権、セキュリティからプログラミングまで非常に幅広い知識を問うものです。

SEOやネット広告などWEBマーケティングにある程度のスキルを有していても、それを証明する手段が実際に挙げて来た成果しかなく、そういう意味では画期的な資格試験だと思います。

WEBクリエイター能力認定試験同様、受験用テキストと過去問題集が出ているのでこちらで学習すれば合格できるでしょう。

この内容の学習のみでアフィリエイトやネット販売などで必ず稼げるというものではないですが、WEBデザイナーやWEBマーケッターとして就職したい人には強い味方となる資格です。
今、お勧めの資格です。

Oracle Java認定試験とそっくりのサーティファイ実践Java認定試験

先に紹介したOracle Java認定試験と出題内容がそっくりの試験にサーティファイ実践Java認定試験があります。

2017年の創設時の試験の主旨や内容を説明したページがこちらでご覧いただけますが、

実は札幌WEBプログラミングスクールではOracle Java認定試験は推奨していません。

試験内容が文法事項の重箱の隅をつつくような問題で、受験料も20,000円以上と高額で、さらにサンマイクロシステムズがOracle買収される以前に受験料稼ぎで参考書に載っていない問題を多数出題して基本情報技術者試験合格者でも合格できないなど悪質だったからです。

現在の信頼性は詳しくは分かりませんが、あまり回復していないのではないでしょうか?

その間にJava・C言語プログラミング試験の業界標準がサーティファイになってしまったため現在では存在理由を失っていると思います。

ですので、実践Java認定試験も悪いものではないですし、就職時のアピールにはなりますが積極的には推奨していません。

サーティファイ AI検定が出来ました。

サーティファイに人工知能開発についての検定試験、AI検定が出来ました。

内容は人工知能関連の幅広い知識を問うもので、Pythonによる深層学習プログラムについての問題などは出題されません。

こちらのページにあるように、この試験も『AIリテラシー講座』といったテキストが用意されており、補助教材もあり、推薦図書もありますが社会人でAIに興味がありそちらのプログラミングに進みたいという人なら取得して損はないでしょうが、それ以外の方には必要ないかなと思います。

小中高校生にとっては、目指してみるのも良いかなと思います。

学習した事柄から、強い興味が湧いて人生が変わるかも知れませんし、プログラミングを学習する励みになると思いますので。

ただし、テキストが高いのが少々難点ですね。

日本のプログラミング教育No1教師の授業を体験してみませんか?

札幌WEBプログラミングスクールは2000年に創立した日本で最初に受講したい時間に自由に予約して受講できるスタイルのWEBデザイン・プログラミングスクールです

また、日本で最初の小中高校生対象のプログラミングスクールでもあります。

代表の横田昌彦は、北海道の公立高校教員を始めとして、小中高校生、大学生、社会人まで指導総生徒数 3940人、経験年数 33年、 授業時間数 42847時間をプログラミングとWEBデザインの授業をしてきた日本で最も豊富な教務経験を有する教育者です

これほど、多様な学校で幅広い年齢層にIT関連教科の学習指導をしてきた人間は日本では他には間違いなくいないでしょう。

この指導実績をご覧いただければ、札幌WEBプログラミングスクール代表の横田昌彦が『日本のプログラミング教育のパイオニアにして第一人者』を自称しても間違いないでしょう!

経産省の基本情報技術者試験に33名、応用情報技術者試験に8名、サーティファイ認定試験に174名など合計242名ものプログラミング資格試験合格者を輩出しています

このようなプログラミングスクールは日本には存在しません。

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