今日は。
札プロ代表の横田です。
札幌はこの時期でも根雪がありません。雪が降った時期も過去最高の遅さだそうです。
やはり地球温暖化なのでしょうねえ。
私が小学生だった時は毎年、決まった時期に霜柱ができ、初雪が降り根雪となりました。
スキーに行くことがこの上ない喜びだったので、初雪が降るとクラスメートと「いよいよだなあ~~~」とスキーに行けるだろう日を推測してときめいていたものです。
さて、今回は健康診断で見つかった血尿から、思いもよらぬ長期の治療になってしまったお話です。
ベストトドクターに出会った!その分野のNo1ドクターってどんな人?
ベストドクターズ社をご存知ですか?
私も加入しているアフラック医療保険の加入者がセカンドオピニオンを受けたい場合、加入者にベストな医師を紹介するサービスを行っていますが、そのベストドクターを紹介するサービスを行っている会社です。
ベストドクターズ社は日々、医師たちから
「自分や家族が病気になった時に罹りたい名医」
の情報を聞き出して、探し当てたベストドクターをデータベース化し、情報を必要とする会社などに有料で提供している会社です。
今年、私は健康診断で血尿と診断され、「たいした病状ではないだろう」と豊平区でも規模が大きく有名な泌尿器科病院を受診して腎結石が見つかりその病院で内視鏡手術を受けました。
ところが、術後に七転八倒する腰の痛みに襲われ、退院時に「腎臓が腫れています。1ヶ月後に再度エコー検査しましょう」と言われたのです。
1ヶ月しても「やはり腫れが収まりません。どこに問題があるのか?追及してみたい。」と担当医に言われました。
「追及してみたい」は無いでしょう。
この病院では駄目だと思った私はネットで情報を調べまくって、腎結石・尿管結石では北海道で手術数2位の坂泌尿器科にセカンドオピニオンを聞きにいきました。
病院に勧められた、ベストドクターズ社からベストドクター2020・2021に選ばれた加藤祐司先生に診てもらったところ、最新式のCTで2分ほど撮影して一発で原因が分かり、10日後に手術して完治となりました。
結局、腎臓の腫れは施術した医師の10年は遅れていると思われる術式による手術の失敗だったのです。
しかし、ベストドクターはさすがに凄いもんですねえ。
加藤先生は、TVドラマにもなった『白い巨塔』でいえば、『羊の皮を被った狼』ならぬ『里見助教授の皮を被った財前五郎』のような医師でした。(※写真は1978年フジテレビで放送されたドラマ『白い巨塔』の左が山本学演ずる里見助教授と、右が財前五郎役の田宮二郎です。)
手術の腕はもとより腰が低くて優しくて、説明と診断は理路整然としてどれも完全に納得できるものでした。
加藤先生は腎結石・尿管結石手術では日本のトップランナーの一人と言われていますが、そんな偉ぶった態度は微塵も見せません。
驚いたのは入院中、毎日ほぼ8時に診察にベットにやってくることです。
「横田さん。大丈夫ですか?困ったことや疑問点はないですか?」
と毎回聴いてくれます。
病院自体が医師の腕に誇りを持ち一致団結して完璧な連携で仕事を遂行しているように思いました。
坂泌尿器科は本当に凄い病院です。
頂点に立つであろう医師に出会って
今回は腎結石ができた原因で甲状腺関係の病気が疑われたため、そちらの診断でも定評のある内科の医師や北海道でただ一人、甲状腺と副甲状腺の内視鏡手術のできる札幌徳洲会病院の片山昭宏医師にも診断していただきました。
結局、手術しないで経過観察となりましたが、私の経験からいうと、診断にしても手術にしてもその分野のNo1にしてもらわないと駄目だということです。
手術数が殺到する病院に入院すると、全道・全国から患者が集まって来ていて、その多くが他の病院の治療で予後が悪かった人です。
かくもほとんどの病院の診断・治療が不適切なのかと驚きます。
今回出会ったドクターには持つ自信と優しさ風格が漂っていました。
「頂点っていいなあ」としみじみ感じました。
ただし、どんな名医でも間違いはあるし、分からない事できなことはあると思います。
その分野で万能な医師はいないと思います。
人間ですから。
そこを自覚していないと財前五郎のように医療過誤をいつ犯してもおかしくない状況になると思うのです。
それについては次回以降の記事で書きますね。
◆続きの2回目ページはこちらです。