wedディレクター・webデザイナーが身に付けるべき知識・技術

 札プロでは札幌市在住の方が受講可能な通学とオンラインのWEBデザイン教室一覧表を作りましたので、そのご案内と数多くあるWEBデザイン教室の選び方を解説させていただきました。

 この表をご覧いただければ実に混とんとしていて、複雑極まりない各教室の講座内容、授業スタイル、費用、開講日がすっきりとビックリする位に一目稜線でお分かりいただけると思います。

 きっとモヤモヤが驚くほど解消されると思います。

WEBデザイン教室の選び方

 WEBデザイン教室の選び方のポイントは以下の通りです。

  1. Adobe DreamweaverではなくWordpressでのブログ形式サイト作成を中心に学ぶこと。
  2. イメージ画像作成の世界標準、Adobe IllustoratorとFhotoshopを現場で通用するレベルまで十分に学べること。
  3. ホームページへの訪問者数を増やすための方法である、SEO・WEBマーケティングをプロレベルまで学べること。
  4. 美的センスが問われるデザインについて学べる体制になっていること。
  5. 必要なHTMLタグとデザインスタイルシートのCSSの文法が、プロとして通用するレベルまで一通りマスタできるようになっていること
  6. 旧来のHTML+CSSでのホームページ作成の技術も学べること。
  7. Java言語やPHP言語、JavaScriptなどのWEBデザインに関係するプログラミングを分かりやすくプロレベルまで学べること。

 このどれかが掛けていても、WEBデザイン教室、ホームページ作成スクールの看板は出せないと断言できます。

 この条件で一覧表をみると、『おすすめのWEBデザイン教室 10選』などのサイトで推薦されているスクールの多くが条件を満たしていないことが分かります。

 では、なぜこいうランキングサイトが多いのか?それは これらのサイトがアフィリエイトのサイトだからです

 ですので、サイトを作っているアフィリエイタとしては、講座の内容などどうでもよく、とにかくお勧めとして紹介した大手スクールに生徒さんが入会してアフィリエイト報酬が入れば良いのです。

アフィリエイトについてはこちらをご覧ください。

WEBプロデューサー・WEBデザイナーの実力の尺度とは?

 WEBデザイナーとしての力量とは、クライアント(顧客)からの難かしい注文にどれだけ応えられるかにあります。

「それは技術的に難かしいので出来ません」

と言う言葉を言うほど信用は薄れていきます。

 例えば、
 「このページの上部に表示されているサイト内記事検索のテキストボックスを下に表示してほしい。」

 「パソコンだと画面のヘッダー画像の下にあるメニューを、スマホ表示時は三本線で表示していほしい。」

 「画面の左右の余白をゼロにして横幅一杯に表示してほしい」

など、ありとあらゆる難題に

 「他のデザイナーが出来る事なら必ずできます。出来る人がいない事はできません。」

という自信を持った一言がいかにいえるかが実力だと思います。

 要求が高くなるほど、ホームページに埋め込まれたり、部品として利用しているPHP言語などで書かれた部品プログラムを書き変えるる必要が出て来ます。

 このような場面は年々多くなっており、プログラミングに弱いWEBデザイナーは年々現場で肩身が狭くなっています

 これが、WEBデザイン教室でもプログラミングの講座を用意しておくことが必要な理由です。

 それでは、上記のポイントをひとつずつ解説していきますね。

現在の主流はWordpressによるブログ形式のサイトです

 私のこのサイトもそうですが、現在のホームページの半数以上はWordPressという無料ソフトを使用したブログ形式のホームページです。

 ブログ形式とは、この記事のような最新情報などを日々Facebookに投稿する感覚で追加・表示できるソフトです。

 ある検索キーワード、例えば『WEBデザイン教室 札幌』などのキーワードで、どのサイトを一番最初に紹介するか?を決めているのがGoogleですが、Googleは日々新しい記事を投稿しボリュームが増えているサイトを高く評価するからです。

 この機能を旧来のHTML言語のタグとCSS(スタイルシート)(HTML+CSSとは)にっよって、それがで一文々々手打ちであっても、10年ほど前は業界でのホームページ作成標準ソフトだったAdobeのDream Weaverを使用するにせよ実現しようとするともの凄い労力がいります。

 しかも、Wordpressはスマホ表示機能、これをレスポンシブ対応といいますが、これが標準搭載されていますが、HTML+CSSサイトやDreamweaverは、パソコン用、スマホ用と2つのサイトを用意したり、それぞれのデバイスのために2つのデザインを用意して表示する時に自動的に切り替える機能を書かなくてななりません。

 2つのサイトを用意した場合、ページを追加したり更新したりするときには2度、更新作業をしなくてはならなくなります。

  特にDreamweaverは、HTMLタグを手打ちするよりサイト作成に労力が掛かるため制作現場では一部の企業を除いてほぼ使用されなくなっています。

 そのようなソフトを中心に学んでも、実践力が身につきませんよね。

 ただし、HTML+CSSで制作している制作会社も多いですし、顧客からHTML+CSSでという要望も数多く来ます。

 ですから、このタイプのサイトも問題なく作れないといけないのです。

 だからプロとして通用するレベルの『HTML+CSSの文法と使用方法』も身に付けなくてはいけないのです。

画像の制作はデザイナーが、それを組み立てるのがWEBデザイナーでは制作に支障がでます

 大きなホームページ制作会社では、ページのデザインはDTPデザイナー(雑誌のページや飲食店のメニュー、ポスターなどを作るデザイナー)やデザイン担当者が行い、作られたページをの画像を切り抜いて(トリミング)、ページの部品にして組立てるのをコーダーが担当と分業が進んでいます。

 しかし、人数の少ない現場では、正直、画像作成をデザイナーに頼んで作ってもらうのを待っていては制作が遅れてしまうのです。

 ですから、私もほとんどの部品画像はさっさと自分でAdobeのIllustoratorとFhotoshopで作ってしまいます

 さらにフリーランスをめざすならこのスキルは必修です。

 ということは、当然、画像を作るにも、全体の設計・デザインをするにも 美的センス・デザインセンスが必須になります。

 デザインに関してはやはり芸大や美大、美術の専門学校を卒業した人がやはり強いですし、私も長年絵画を勉強してきた現代美術家です。(横田昌彦 アート作品HP)。

 ですからWEBデザイナーになるならどこかで腹を決めてタイポグラフィ(文字装飾によるデザイン)も含め本格的にデザインや美術を学ばなくてななりません。

 この分野を開講していない教室は、WEBデザイン教室とは言えないというのは、このような理由からです。

ホームページは作っただけでは誰も訪問してくれない

 ホームページは作っただけでは誰も訪問してくれません。

 しかし、その事をはっきりと自覚しているWEBデザイナーやホームページ制作会社が実に多いのです。

 ホームページはネット上にアップして表示した時から記事をどんどん追加して、重要なキーワードで検索された時に上位に表示されることでアクセス数を増やしていき、商品やサービスを販売して利益をあげなければいけません。

 その順位を上げる方法がSEOで、SNSも使用して商品やサービスの売上を上げていく方法がWEBマーケティングです。

  ホームページ作成とWEBマーケティングのスキルがあれば、けっして給与が高いと言えないWEBデザイナーはアフィリエイトなどので副業で稼いだり、自宅で独立してネットで儲ける事ができるはずです。

 私のように。

 ですからこの2つのスキルは、兼ね備えている人が少ないからこそ是が非でもマスタしなぇればならないのです。