こんにちは、札幌WEBプログラミングスクール代表の横田昌彦です。

今回は、現代美術家=アーティストとグラフィックデザイナー、イラストレーターの仕事に求められる能力や才能の違いについてお話ししたいと思います。

現代美術家とグラフィックデザイナーの決定的な違い

現代美術家とグラフィックデザイナーの決定的な違いは、アーティストが自分の作りたい作品を作るのに対し、グラフィックデザイナーが客・依頼主の要望にそって作品を作ることです

私も日本でトップレベルと評価されている現代美術家なのですが(横田昌彦のアートサイト)、現代美術家=アーティストは、自分の創造性や感性を自由に表現することができる人です。

ダミアン・ハースト 作品
ダミアン・ハースト 母と子分断されて
作品のテーマや手法は自分で決めることができますが、それゆえにオリジナリティや独自性が高く求められます。

また、作品を展示したり販売したりするためには、キュレーターやギャラリーとの交渉力や宣伝力も必要です。

大阪万博の太陽の塔を作ったことで有名な岡本太郎が「何だこれは?というものを作れ」「べらぼうなものを作れ」といった通り、今までになかった、誰も思いつかなかった、人々が「あっ!」と驚く作品を作ることが求められます。

例えば、以下のようなアーティストたちが有名です。

  • 岡本太郎:日本を代表する現代美術家であり、「太陽の塔」や「明日の神話」などの大規模なインスタレーションや、「芸術は爆発だ」などの言葉で知られています。
  • ダミアン・ハースト:イギリスではかつてのクイーンのようなロックスター並みの人気を誇る、この20年世界のトップに君臨してきたアーティスト。

    サメや牛を真っ二つにしてホルマリン漬けにしたり、巨大な妊婦の人体解剖彫刻など、動物や人間の死体や骨を使った衝撃的な作品で知られています。

  • バンクシー:正体不明の現代美術家であり、「少女と風船」や「ウェストバンク壁」などの政治的なメッセージを込めたグラフィティやパフォーマンスで知られています。バンクシーは個人ではなく企業ではないかとアート界では言われているようですが、恐らくそうでしょう。

グラフィックデザイナーとはどんな人でしょう?

グラフィックデザイナーは、雑誌や広告などの平面メディアにおいて、デザインで情報やメッセージを伝えることができる人です。

横尾忠則自伝表紙クライアントから依頼された内容に沿って、レイアウトや色彩、文字などの要素を組み合わせてデザインを作ります。

そのため、グラフィックデザイナーの仕事は、自分の感性だけでなく、コミュニケーション力や提案力も重要です。

また、IllustratorやPhotoshopなどのグラフィックスソフトを使いこなす技術も必要です。

日本を代表するグラフィックデザイナーである以下の人たちの業績を見てみましょう。

まず日本を代表するグラフィックデザイナーといえばテレビにも数多く出演している横尾忠則さん。

高倉健などのポスターで有名ですね。

彼は1980年にニューヨーク近代美術館(MoMA)で行われた大規模なピカソ展を見たことをきっかけに、画家に転向することを決意しました。

これは、依頼主の要求に応えて絵を描くことが嫌になったのでしょう。

「ピカソは自由でいいなあ」と思ったのでしょう。自由に描きたい作品を描きたくなったということですね。

その他の代表的なグラフィックデザイナーを紹介しますね。

  • 福田繁雄:日本のグラフィック・デザインの先駆者であり、「日本デザインセンター」や「日本グラフィックデザイナー協会」の創設者でもあります。 「日本万国博覧会」や「東京オリンピック」などの大型プロジェクトのアートディレクターを務めました。
  • 永井一正:日本のグラフィックデザイナーであり、ポップアートやサイケデリックな作風で知られています。 「ロックンロール・ショー」や「赤塚不二夫展」などのポスターや「ミスタードーナツ」や「ロッテリア」などのロゴマークを手がけました。
  • 亀倉雄策:日本のグラフィックデザイナーであり、「新潮社」や「講談社」などの出版社のブックデザインを多数手がけました。 「新潮45」や「文藝春秋」などの雑誌の表紙や「村上春樹」や「三島由紀夫」などの作家の本の装丁を担当しました。
  • 原研哉:日本のグラフィックデザイナーであり、「無印良品」や「ユニクロ」などのブランドのアートディレクターを務めました。 「シンプルで美しいものづくり」をモットーに、ロゴやパッケージ、店舗などのデザインを行いました。

グラフィック・デザイナーになるにはどうしたら良いのか?

グラフィック・デザイナーになるには、まず、基礎的なデザインの知識や技術を身に付ける必要があります。

これは、美術系の大学や専門学校、通信教育などで学ぶことができます。

また、自分で作品を作ってポートフォリオ(作品の写真を記載した解説資料)を作り、コンペや展覧会に応募したり、SNSやブログなどで発表したりすることも大切です。

グラフィック・デザイン業界は、学閥が強いと言われています。

例えば、東京オリンピックで佐野研二郎がエンブレムをパクった事件と、そこで明らかになったグラフィック・デザイン業界で多摩美術大学デザイン学科卒業生の多くが博報堂などに就職して有名な賞の審査をOBにたらい回しにしていた件が話題になりました。

そのため、グラフィックデザイナーになるには、人脈や実績が重要です。

これは、インターンシップやアルバイト、フリーランスとして仕事を受けたり、有名なデザイナーや事務所と関わったりすることで築くこともできます。

また、自分のスタイルや特徴を持つことも大切です。

イラストレーターとはどのような仕事をする人か?

イラストレーターは、出版物や広告などにイラストを提供することができる人です。

クライアントから依頼されたテーマや媒体に合わせて、自分の個性やセンスを生かしてイラストを描きます。

そのため、イラストレーターの仕事は、個性やセンスが評価されることが多いです。

また、水彩やパステルなどの手描きの技法だけでなく、コンピューター・グラフィックスなどのデジタル技術も使えることが望ましいです。

イラストレーターは以下のサイトにあるように、画家でもあり、商業画家でもあり、アートプロデューサーもしていたりと、明確にこれがイラストレーターの仕事と定義できないことがあります。 しいて言えば、イラスト風の絵を描いていろんな仕事をする人であるといえるでしょう

例えば、以下のようなイラストレーターたちが有名です。(参考ページ 知っておきたい30人のイラストレーター

  • モーリス・センダック:アメリカの児童文学作家であり、イラストレーターでもあります。「かいじゅうたちのいるところ」や「ねずみくんのチョコレートケーキ」などの作品で知られています。
  • マルク・ブティヤン:フランスのグラフィックデザイナーであり、イラストレーターでもあります。「ニューヨーカー」や「ヴォーグ」などの雑誌にイラストを寄稿しています。
  • 高橋真琴:日本のイラストレーターであり、アートプロデューサーでもあります。「東京タワー」や「東京駅」などのランドマークをモチーフにしたポップな作品で知られています。

イラストレーターになる方法を説明してください

イラストレーターになる方法は、グラフィックデザイナーになる方法と似ています。

まず、基礎的な絵画やデザインの知識や技術を身に付ける必要があります。

これは、美術系の大学や専門学校、通信教育などで学ぶことができます。

また、自分で作品を作ってポートフォリオを作り、コンペや展覧会に応募したり、SNSやブログなどで発表したりすることも大切です。

イラストレーターになるには、人脈や実績も重要です。

これは、インターンシップやアルバイト、フリーランスとして仕事を受けたり、有名なイラストレーターや事務所と関わったりすることで築くことができます。 また、自分のスタイルや特徴を持つことも大切です。

ただし、現在ではSNS、例えばYoutubeへの作品投稿でがぜん注目される『絵師』と呼ばれる若手イラストレーターも数多く出てきました。

グラフィックデザイナーとイラストレーターに求められる才能・スキル

グラフィックデザイナーとイラストレーターに求められる才能・スキルは、以下のようにまとめられます。

• グラフィックデザイナーは、コミュニケーション力や提案力が重要でグラフィックスソフトの技術も必要です。

• イラストレーターは、個性やセンスが評価されるが媒体に合わせた描き方もできることが望ましいです。

以上です。札幌WEBプログラミングスクール代表の横田昌彦は日本で1,2を争う現代美術画廊である東京画廊の代表、山本豊津氏から世界的なスターアーティストである村上隆と肩を並べる才能と実力の持主と評され、IllustratorやPhotoshop、Painterなどのグラフィックスソフトを駆使して絵画を制作するデジタルアーティストでありプロのWEBデザイナーでもあります。

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経産省の基本情報技術者試験に33名、応用情報技術者試験に8名、サーティファイ認定試験に174名など合計242名ものプログラミング資格試験合格者を輩出しています

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