UIデザイナーとはどんな職業か?
ホームページをパソコンやスマートフォン、操作性、機械や各種ソフトウェアなどのデザインや操作性を設計し実現する職業です。
ソフトや機械などの操作に関する一切のこと、その使いやすさをUI=ユーザーインターフェースといいます。
旅客機ならコクピットの全て、パソコンならキーボードとマウスと操作画面、iphoneなら操作画面のデザインや機能などをユーザーインターフェースといいます。
特に、最近ではWEBデザイン制作ではスマホ表示時のデザインを重要視するため、スマホ表示用の各ページをデザインするWEBデザイナーの授業が急増しています。
UXデザインという言葉もありますが、UXは「User Experience(ユーザーエクスペリエンス)」のことで、インターフェースを利用した時の快適さ、容易さなど操作性を重視したデザインのことを指します。
プロトタイプ(ホームページの見た目だけを作り込んだ、顧客へのプレゼンテーション用画像)の前のワイヤーフレーム(サイト全体を枠線で囲んだ図形で表現したもの)の作成や、ユーザーの行動分析、操作性に関するテスを行い、ユーザー満足度を向上させるのがUXデザイナーです。
使用するソフト
スマホ表示用の各ページデザインには業界標準の画像制作ソフト「Adobe Photoshop(アドビ フォトショップ)」や「Adobe Illustrator(アドビ イラストレーター)」とともに「Adobe XD(Adobe Experience Design)」を使用することが多くなってきています。
またページ数の多い大規模なサイトの制作・デザインに特化している「Sketch(スケッチ)」も最近非常に良く使われています。
プロトタイプの制作に特化したツールには「InVision(インビジョン)」や「Prott(プロット)」などもあり、これも良く使われています。
どのような職場がある?
主に自社でECショップなどの通販や、防犯カメラシステムのベンチャー企業など自社で大規模なシステムを運用する会社、モバイルアプリやゲーム制作会社などの求人も多いです。
その他にUI/UXデザインを専門に受託するデザイン制作会社もあります。
ホームページ制作会社でのスマホ表示に強いWEB制作担当者としての需要も非常に高いものがあります。
仕事の流れ
WEBデザインにしても新規サービス提供システムにしても、フレームワークやプロトタイプが出来たところから、スマホ表示のデザインや操作性に関する設計・改良を提案し試行錯誤とディスカッションを重ねならが実現していきます。
就業スタイル
コンピュータ、インターネット系の企業が非常に多いので、リモート勤務や、コアタイムのないフレックス勤務の企業も多くあります。
最近はフリーランスのUIデザイナーも増えており、身につけているスキル次第で活躍の場が変わってきます。
自社開発の仕事も多く、この場合は納期に追われることも少ないため、ワークライフバランスを実現しやすい企業も多いです。
収入(年収・月収)について
現在の日本の求人ではフルタイムで年収は、350万円~800万円の範囲で、500万円前後が相場です。
これはもっと安い時給が一般的なWEBデザイナーよりも高めでWEBマーケティング系の職種に近いといえるでしょう。
しかし、職種として歴史が浅く求人にかんするデータも少ないのが現状です。
スマホのUI設計など海外では広く知られている職業なので、日本でも求人が非常に増加しており、1,000万円を越える年収の求人もあり、今後、より高額な求人が出てくる可能性もあります。
UIデザイナーになるには
ホームページ制作会社ではWEBデザイナーとして求人を行っている場合が多く、WEBデザイナーとして一人前になることをめざすのがメジャーなルートです。
そこからUIデザインも身に付け、先にお話したモバイルアプリ開発やゲーム制作会社、WEBサービス提供などの自社開発企業へ転職してUIデザイナーとして活躍する人が多いです。
ですから、まずは札幌WEBプログラミングスクールのような、WEBデザイン系の講座を受講すればほぼ確実にホームページ制作会社へ就職できるような、信頼性の高いスクールで充分なスキルを身に付けて、制作会社へ就職するのがお勧めの進路です。
その際、注意すべきはPHP言語やJavaScriptなどのプログラミングやシステム開発も同時に身に付けるなど、学習する分野を狭く絞らない事をお勧めします。
ネット系の職種は日進月歩で変化していますから、UIデザインやUXデザインの仕事内容も時代とともに変化し、別な職種もどんどん出てくるでしょう。
ですから、この変化に柔軟に対応できるよう学習する分野を狭く絞らない事が非常に重要となってきます。
札幌WEBプログラミングスクールの経産省 基本情報技術者試験取得講座はコンピュータの幅広い知識にプログラミング、WEBデザイン、SEO・WEBマーケティングまで学びますので、IT系の職種全般に適応でき、歴史も長く非常に信頼性の高いお勧めの講座です。
学習の注意点
WEBデザインは、飲食店や美容などめざす分野でのベストなサイトを探索して、ベストサイトを忠実にコピーすることが一番良い勉強方法です。
こうすることで、レベルの高いサイトを完成させるスキルが身に付きますし、クライアントから文句の出ないデザインレベルが自然に分かっていくからです。
この学習方法はUIやUXもまったく同じです。
さらに、WEBデザインのサンプル集、タイポグラフィックスやフォントの専門書も短期集中で学ぶことです。
デザインはどこかで本格的に腰をすえて学ばないとプロにはなれません。
デザインの技術や手法、流儀はデザイナー一人々々によって違います。
お気に入りのフォントや、フォントを何種類常用するかなども、デザイナーが独自にやり方を発見して身に付けるもので絶対という理論は無い事はないのですが非常に少ないのです。
自分の流儀を確立するには、とにかく数多く制作することです。どんな分野もそうですが、量が質を飛躍させます。
現代アートとデザインの違い
学習の注意点、初歩として押さえておかなければならないことがあります。
それは美術とデザインは共通する点もありますが、真逆といってよい性質の違いがあります。
美術は岡本太郎が典型的ですが、「 今まで人が考えつかなかった、新鮮で刺激的な驚きを与えるもの」を作ることがアーティストには求められます。岡本太郎風に言えば「べらぼうなもの」こそが評価されます。
デザインは逆に水や空気のように万人受けするものが求められます。
原宿を歩いていて、アート作品のように鑑賞者に深い感動を与えるポスターやディスプレイがほとんど無い事に気付きますよね。
この万人受けして垢抜けていて都会的で洗練されていることがデザインには求められるのです。
そこを理解しないとクライアントに連続して駄目出しを喰らうでしょう。
実は現場で経験を積んだり、現役のデザイナーに作品を観てもらう事がデザイン力を磨くうえで決定的に重要で、この点が独学だと抜けてしまい学習の方向性を間違えてしまいかねませんのでご注意ください。
UI・UXデザインはiphoneやポルシェのように極限までに切り詰められた機能と美的感覚が結びついた究極の機能美が一つ目標となります。
なります。
本田宗一郎がカブをデザインするのに京都の仏像を観て回ったのも、この極限美を学びたかったからでしょう。
優れた仏像はこれを体現している素晴らしいサンプルといえるでしょう。
どんなキャリアが歩めるか
こちらも最初に幅広く学習しておけば、UXデザイナー、UXデザイナーとしてより高度な仕事をこなせることをめざしていき、さらにマネージメントを行う管理職やシステムエンジニアのようにプロジェクトリーダーとして活躍するという道も開けます。
それに囚われず、ネットマーケティングや新規サービスの企画・立案実行など様々なIT系の職種に就業できるチャンスも生まれてきます。
もちろんフリーランスになったり、副業として従事することもできます。
必要なスキル
まずはWEBデザインスキル。それに「Adobe XD(Adobe Experience Design)」や「Sketch(スケッチ)」などの操作スキル。
さらにクライアント企業のマーケティング戦略を理解して、稼げるシステムの設計ができないとUIの設計ができなのでSEOやWEBマーケティングの知識。それに、プログラミングや国際標準のシステム開発方法をしっかりと身に付けておくとより好ましいでしょう。
必要な機材
制作現場ではデスクトップパソコン、特にMACを使用することが非常に多いです。
現在ではMACとWindowsの性能差はまったくありません。
ただ、DTP(でストップ・パブリシング)などのデザイン現場では、最初から今まで長くMACを利用してきたため今に至るまでMACを使用する現場が圧倒的に多いです。
理由は色々ですが、土地バブルの時点でMACは圧倒的にMicrosoftのMS-DOSマシンを性能で圧倒していたこと。
AdobeのPhotoshopとIllustratorが元々MACでしか使用できなかったことなどから、代々MACを使用するという流れが続いています。
私は何人ものDTPデザイナーとその制作現場をここ何年見て来ましたが、MACを使用することが偉いような感覚をどのデザイナーも持っているようで、視ていていつも可笑しくなります。
私自身は仕事ではWindowsパソコン、居間で趣味としてはMACを使っています。理由はWindowsでしか使用できないソフトが非常に多いからです。
MACの操作はWindwosと大きく異なるところは少なく、短期間でマスターできるので、
学習するのであればどちらでも良いと思います。
ノートかデスクトップという事ですが、学習用なら断然デスクトップです。
同価格帯では性能が良いですし、画面が大きくキーボードも打ちやすく作業性が圧倒的に良いからです。
勉強法
「Adobe XD(Adobe Experience Design)」や「Sketch(スケッチ)」など流行のソフトは多少お金が掛かっても使用してみる事です。
そこで、なぜこのソフトが高く評価され広く使われているのかを理解していきましょう。
わからないことがあれば随時調べることで身について
札幌WEBプログラミングスクールなら1対1の対面個別指導なので、オンラインでも画面を共有して分からなところは質問しながら初歩から使用方法を完全にマスターできます。
なるための難易度は?
WEBデザイン能力+プログラミングなどの論理的思考能力や各種の専門書を読みこなせる理解力が求められますが基本的にWEBデザイナーやプログラマになるのと同じレベルとお考え下さい。
スクールの受講費用について
WEBデザイン教室・WEBデザイン教室の受講費用は12万~120万円前後です。
スクールの規模や個別授業か教材の独学かで受講費用が大きく変わってきます。
1対1の対面授業が多くなるほど受講費用も高くなっていきますが、札幌WEBプログラミングスクールは開発に20年以上を掛けた解説音声付きの自学用教材(テキスト、確認問題、実習課題)が完備しており、全てが1対1の対面授業でも1講座あたりの授業料が
80分2450円(税別)のため非常にリーズナブルです。
この授業システムは札幌WEBプログラミングスクール以外では受講できないものです。
また、Adobe XDやIllustrator、PhotoshopなどのAdobeのソフトフェア使用料が全て使えるコンプリートプランで5,680円/月(税別)※学割あり)、インターネット費用が(3,000~4,000円/月)、サイトを公開する場合はレンタルサーバー代が高速で定番のXサーバーで毎月1200円などです。